私と姉御の『あつまれどうぶつの森』〜今からでも遅くない!&幼児・低学年へのススメ〜

育児

外出自粛で一大ブームとなったNintendo Switchソフト『あつまれどうぶつの森』。
リアル友人も何人かやっているようであり、Twitterでもチラホラ見かけたり…。
やりたいなぁと思いながらも日々は過ぎていき、我が家にやってきたのは少し遅めの昨年の7月の中旬ごろだったかと思います。(発売は2020年3月20日)
最初は私一人でちまちまやっていたのですが、途中から当時小1の娘(以下、姉御)の夏休みが始まったこともあり、姉御も一緒にプレイしています。

プレイ開始から1年以上が経ち、姉御が撮りまくってるキャプチャ画像がそろそろ溢れ返りそうなので、ここらで一度まとめとともに、幼児〜低学年にオススメな点を紹介してみたいと思います。
(ネタバレ的な内容も含みますのでご注意を…。)

我が家のプレイ環境

プレイ開始時点の状態

親である私はゲーム自体はRPGを中心にメジャーどころをちょいちょいやる程度、産後は時間的・精神的余裕もあまりなくほとんどやっていませんでした。過去の「どうぶつの森」シリーズも未プレイで、Switchの私のユーザ画像は数年前の作成当初からたぬきちだったのですが(たぶん目についたやつを適当に選んだ)、こやつが「どうぶつの森」シリーズのキャラであることすら知らないぐらい知りませんでした。

姉御は当時小学1年生。訳あって特別支援級に通っていて、知能的にはおよそ1年遅れ(年長レベル)ぐらいかなぁという感じでした。ゲームらしいゲームはやったことがなく、タブレットでタップやドラッグでどうにかできる感じのゲームをたまにやるぐらいでした。

我が家のプレイ環境

我が家では1台のSwitchを家族共有で使用しています。ユーザは夫・私・姉御の3人分。
ちなみにニンテンドーアカウントは私のアカウントが親で姉御の子アカウントがあるという構成ですが、オンラインプレイをしないのであれば、ニンテンドーアカウントはあんまり関係ないのかも?(夫のはシラネ。)

あつ森のソフトはカートリッジで購入しています。
ただ、あつ森は集中して一気にプレイするというよりは他のゲームと平行して毎日少しずつコツコツやるタイプのゲームだと思うので、これから購入するんだったらダウンロード版の方がやりやすいのではないかと思います。
カートリッジの入れ替えが地味に面倒くさい…。

おすすめ1:ストーリーがほぼ無い

一応ストーリーがあるにはあるのですが、どちらかというとチュートリアル的な意味合いが強いような気がします。無人島に引っ越してくるところから始まり、「とたけけさん」というスター歌手(!)を島に呼んでライヴを開くまでがメインストーリー。1日1時間くらいプレイして早ければ1週間もかからないくらいのボリュームです。(私は鉄鉱石集めで3日ぐらい足止めになりましたが…。)その間にできることが少しずつ増えていく感じ。

あつ森の面白さはむしろここからが真骨頂で、虫を捕まえたり魚を釣ってみたり。いろんな種類の花や果物を育ててみたり。島で集めた材料でDIYしたものやお店で買ったもので島をデコレーションしてみたり住民にプレゼントしてみたり…。やることは無限大です。明確なゴールもないのでいつまでもやっていられます。マジで時間が溶ける。溶けていく。

あと、大体のことは取り返しがつくので、何かをやり逃したり失敗(何が失敗なのかも分からないくらいの世界観ですが…)しても、なんとかなるのも低年齢のお子さんには良いと思います。
期間限定のものでも1年待てばまた同じことができますし、タイムリープ(Switch本体の時計を操作して時間を移動する裏技!)をすればいつでもその日に戻れます。(我が家は過ぎていく時間の儚さみたいなものも味わうためタイムリープは禁止しています…。)
現在(10月)やっているハロウィンのイベントも1日1個「あめちゃん」を購入していくのですが、毎日できなくても当日に住民がホイホイくれるので最悪当日だけ参加できれば十分楽しめるのではないかと思います。

ちなみにメインストーリができるのは最初にプレイ開始したユーザだけみたいです。

おすすめ2:適当にやってもそれなりに映える

あつ森のアイテムは本当に色々な種類の、ありとあらゆるものが出てきます。そしてその1つ1つがどれも凝っててかわいい!シリーズで揃えて置けばもちろん良い感じになるのですが、バラバラなテイストのものを適当に置いても、なんかそれっぽく見えてしまうのです!

姉御が作ったお部屋たち。

海のお部屋
森の学校
ワンルーム?
水槽を並べまくる

イベントごとにもらえるアイテムや季節ごとにDIYできるアイテムがあったりします。
(以下は私が作った部屋です。)

ハロウィン(10月)
リオのカーニバル(2月)
イースター(4月)

マイデザインで好きな模様を作成できるので、可能性は無限大!ネットワークに繋がれば他の人が作ったマイデザインをダウンロードすることもできます。

姉御自作の壁紙(実はベッドカバーもお揃い)
マリオキャラのマイデザイン(他の方が作ったものです)
これも他の方が作ったやつ

おすすめ3:親子で遊べる

Switch本体1台につき島は1つ。同じ本体であれば別ユーザであっても同じ島で過ごすことになります。別々でプレイすることももちろんできますが一緒にプレイもできるので、週末はいつも一緒に島を散策しています。

お互いの家に遊びに行ってみたり。
住民の家に遊びに行ってみたり。
広場でわちゃわちゃしてみたり。
お揃いの花冠をプレゼントされてみたり。
コーヒーカップを眺めてみたり。
たぬきの置物を眺めてみたり。
落とし穴に落とされてみたり。
みんなで記念撮影してみたり。

おすすめ4:読み書きの練習になる

漢字には全て読み仮名がふられている

姉御はゲーム開始時点ではカタカナ・漢字は全く読めず、ひらがなも1文字ずつたどりながら。時々読めないひらがなも出てくるのでその都度私に確認する、というような状態でした。

あつ森の住民との会話は音声では無く(それっぽく聞こえる音はする)、テキストでのやりとりになるのですが、なんと全ての漢字に読み仮名が振られています!

たぬき商店の看板のような画像データ(伝われ)には流石にありませんが、テキストデータ(伝われ!)には全て読み仮名がついています。

姉御も最初は度々「読んで〜!」と画面を見せに来ていたのですが、自分で読みたい!という気持ちが強くなったのかがんばってゆっくりながらも自分で読むようになり、今では学校で習っていない漢字でも読めているようです。「好き」のパワーってすごいですね。

書きたい意欲も湧いてくる?

手紙のやり取りや掲示板でのお知らせもできるので、書く力もつく…ついてる…のか?まぁ、書こうという意欲は湧くみたいです。

掲示板で私の凄さをお知らせしてくれました。
しょきっ。!?(食器のことです)
ずっとそこに置いてたからね…
マイデザインで「おうち」

おすすめ5:誕生日の楽しみが増える

ゲーム開始時に自分の誕生日を登録するので、誕生日は住民のみなさんがお祝いしてくれます。
誕生日当日が平日だったりするとなかなか当日にちゃんとお祝いができなかったりするので、ゲーム内で当日にお祝いしてくれるのはとてもありがたかったです。(以下は私の誕生日のときのキャプチャです。)

めっちゃお祝いしてくれる
ろうそく消しも!
誕生日だけの特別なアトラクションも
プレゼントもいっぱいもらえる
姉御からサプライズメッセージも…!!

最後の誕生日メッセージは本当にサプライズで、まさか姉御からメッセージがもらえるとは思ってなくて、(内容はちょっとアレですけどw)すごく嬉しかったです。
ちなみに私が姉御の誕生日に送ったメッセージは「ふーん(-_-)」という反応でした…。

注意点もある

と、ここまでオススメな点ばかりを紹介してきましたが、実は良いことばかりではありません。親子で一緒にプレイするということは、少なからず親の負担が増えるということ…。

島は散らかる

島(自分の家の外)のデコレーションはどの住民も自由にできるので、片付けても片付けても姉御があっという間に物でいっぱいにしてくれます😅
片付けに疲弊してちょっとサボると、さらにお花まで至る所に咲き乱れることになります。ここまでの画像でお気づきの方も多いと思いますが、うちの島はもう収拾がつかない状態になってきていますw

とっ散らかってる!
とっ散らかってる&花が大変なことになる!

島クリエイトで島の地形を変えたり地面の模様を変えたりすることもできるので、ほんともう、家の外はどえらい感じになっています。
最近は姉御も少し飽きてきている感じがあるので、島の端っこから少しずつ私好みに変えていっているところ。人にお見せできる状態になるのはいつのことやら…。(もう見せてるけど。)

島全体を全て自分の思い通りにしたい場合は、本体2台で子供とは別の島でプレイした方が良さそうです…。

ローンは親が肩代わり

最初はテントだった住まいも、少しすればお家を建てることになり、さらには増築することになります。家を建てる…そう、恐怖の住宅ローン地獄が始まるのです。

自分の家の分はもちろん自分で払っていきますが、なんせ1軒分でも結構なお値段しますので子供が自力で払い切れるわけがありません。というわけで、子供のローン分のお金も私が稼いで渡しています。
(ATMで送金できるようにして欲しい…)

定期的にお金を渡しています

最初はちょっと大変かも

一番最初にゲームを始めた人のみがメインストーリーをプレイして、後に島民代表となって島のインフラ整備(島や坂の設置、施設の移動など)が行えるようになります。
我が家は私が最初に始めたので、私が島民代表です。

姉御はとたけけさん招待後にプレイ開始したので、私もある程度勝手がわかっている状態で教えながらできたのですが、ゲームに慣れていないお子さんを最初のプレイヤーにすると一緒に進めることが必須になってくる思います。姉御はコントローラーを使うゲームというのは今回が初めてだったので、操作感にもなかなか慣れなかったようで最初はちょっと大変でした(^^;)
(今ではもう使いこなしていて、スーパーマリオやらマイクラやらも私より上手に操作していますw)

その他

さてさて、長々お付き合いいただきありがとうございます。
ここまで親子で楽しむ話をしてきましたが、島には個性豊かなたくさん(最大10人)の住民が引っ越してくきますし、毎日誰かしらゲストが遊びにきたり商売しにきたり漂流してきたりするので、親子でなくても、1人でも十分楽しめると思います。
最後に我が島の推し住民、ちゃちゃまるを紹介して終わりたいと思います。

我が家の推し住民:ちゃちゃまる

引っ越し当日
初日から飛ばしまくるw
去年の年越しイベント中。みんな広場に集まってるのに、全力の格好で家にいる。
うるさいなw
なんでそんなとこにいるの?
ギャル文字…?
おまえのかー!
夢で会ったちゃちゃまる。夢の中でも筋トレの事ばっかり考えてる。
珍しくたそがれてるので寄り添ってみる。(でも多分筋トレのこと考えてる)

今から始めても遅くない!

来月には大型アップデートがあり、コンテンツ追加としては最後のアップデートとなるようです。
これがなかなかのボリュームがあるアップデートで、今から時間を溶かす恐怖に慄いているほど…。
(なんなら島の整備をするためにアプデ前から時間を溶かしてますけど…。)

基本コンテンツ以外にも1年を通して、リアル時間に合わせて様々なイベントが用意されています。現在はハロウィンイベント中ですが、それが終わればサンクスギビングにクリスマス、秋限定でできるどんぐりや落ち葉を使ったDIYなどもあり、ほとんど1年中何かしらの季節限定イベントが行われています。細かいアップデート(イベントの日にちとか?)は今後数年はあると思いますし、今から始めても少なくとも1年は楽しめると思います!

みんなやろうよ!たのしいよ!


(おしまい)

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